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学校長挨拶

 
 高齢化が進むこれからの時代において、医療を必要とする人々は増え続けることが確実で、その対策が急務であると言われています。以前から、医師不足が地域医療の崩壊を招くと考えられてきましたが、昨今では看護師不足がむしろ深刻になると予想されています。医師と協力して病気を治す医療を提供する看護師の役割はもちろん大事なことですが、それ以上に、看護師が行う看護の重要性がますます大きくなっています。 「近代看護教育の母」と呼ばれるフローレンス・ナイチンゲールは、現代の看護を言葉にして語った最初の人物ですが、約160年たった今でもその教えは色あせることなく脈々と受け継がれています。
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学校長 井上武明
 
 病気の苦しみは、必ずしも病気そのものが原因ではなく、治療に専念できない状態からくることがむしろ多く、看護とは、新鮮な空気、太陽の光を与え、暖かさと清潔を保ち、環境の静けさを保持するとともに、適切な食事を選んで与えることによって健康を管理することであるとしています。もちろん、治療に専念するためには、病気になったことによって生じる様々な不安を取り除き心の平安を与えることも重要になります。この看護のあり方は、病気の予防にも不可欠であり、人々の健康を守るヘルスケアにおいても看護師は中心的な役割を担うべき存在と言えます。 この大事な看護を実践するためには、知識や技術の習得はもちろん、人を思いやる心を育てることが大切であり、当校では、通常の看護教育はもちろん、豊かな人間性を育む基礎教育に力を注いでいます。 生徒・学生の皆さんおよび講義を担当する講師の諸先生方および専任教務の先生方の努力により、八代看護学校の最近5年間の看護師国家試験及び准看護師検定試験の合格率は常に全国(県)平均を上回っています(97~100%)。 今まさに社会は皆さんの活躍を待っています。それぞれの看護を確立するしっかりした土台を作り上げるために、当校は皆さんを全力でサポートしていきます。